ここでは漫画『進撃の巨人』のネタバレをしていきます。
各巻の重要なネタバレを箇条書きにしていきます。

内容の理解を深めるためにも考察と解説も入れていきたいと思います。

進撃の巨人ネタバレ

 

『進撃の巨人』ネタバレ!漫画各巻の内容

『進撃の巨人』各巻のネタバレを書いていきます。
ネタバレNGの方は見ないようお願いします。

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『進撃の巨人』12巻ネタバレ

■12巻あらすじ■
 ライナーとベルトルトに捕まってしまったエレンとユミル。ライナーたちの思惑は、エレンを取り戻そうとする調査兵団によって妨害される。追いついた調査兵団は巨人化したライナーにを標的にしエレンを取り戻そうとする、エルヴィン団長が引き連れた巨人たちにより大乱戦と化す・・・

 
■12巻ネタバレ■
・逃走するライナーたち
 巨人が沈静化する夜になってから森から出るつもりだったライナーたちだが、調査兵団が近くまで来たことで予定を早めることとなる。エレンは気絶させられ運ばれるが、ここでユミルがライナーたちを脅す。クリスタも自分を助けに来ていることを確信したユミルがクリスタも拉致して逃げようと無理を言い出す。更に、言うことを聞かないと邪魔をして調査兵団側に付くと言い出し、ライナーとベルトルトはユミルの言うことを聞きざるを得ない状況に

・ユミルの裏切り!?
 森に入ったミカサたちだったが、そこには巨人化したユミルが待っていた。味方かと思われたが、クリスタを見つけるとユミルは口の中にクリスタを飲み込み巨人化したライナーたちと逃走する

・ベルトルトが見せた本音
 「誰がッ!!人なんか殺したいと!!思うんだ!!」とコニーやジャンに嘘付き呼ばわりされたベルトルトが本心を吐露する。

・エレン奪還
 エルヴィン団長が巨人たちを引き連れてきたことによりライナーと巨人たちがぶつかり地獄絵図と化す。ただ、巨人化したライナーに隙が生まれ、その隙にエレンをミカサが奪還、コニーがクリスタを奪還する。この際、ミカサは一度巨人に捕まり全身を負傷、エルヴィン団長は右腕を失う

・母親を食った巨人との再会
 エレンを奪還した満身創痍のミカサたちの前に現れたのは、エレンの母親を食った巨人だった。ハンネスが応戦するが食われて死亡する

・エレンに宿った能力
 エレンは死を覚悟して人間の姿のままで母の敵である巨人と拳を交える。すると、ライナー、ベルトルト、ユミルの脳に電気が走り、他の巨人たちが母の敵である巨人を食べ始める。そして、次にエレンがライナーとベルトルトに敵意を持って罵声を浴びせると、巨人たちはライナーたちに目標を変え襲いかかる。この隙に調査兵団は離脱する

・ユミルが取った行動
 ユミルはクリスタと一緒にいたいと願ってライナーたちを脅していたが、最後に取った行動はベルトルトとライナーを助けるという選択肢だった

 
■12巻考察と解説■
・巨人が人間に戻る条件
 ユミルに対して「“せっかく”人間に戻れたんだ」とベルトルトがライナーに話している。また、ユミルに「君は人間に戻る時、誰を食ったか覚えているか?」と質問し「覚えていない」とユミルが回答。「僕らの時もそうだった、エレンも覚えていなさそうだし」これを聞くと、人間を食わないと人間に戻れない巨人がいることが分かる。ユミル、ライナー、ベルトルトも人間を食って巨人から人間に戻り、エレンもそうであるという会話になっている。また巨人であった頃の記憶はないとされている。つまり、意識が保てる現在の巨人化とは別物であるということも分かる

・クリスタは壁教の一族の重要人物
 ライナーとベルトルトは“座標”となる人物を壁の外に持ち帰るのが仕事でエレンがその可能性の一つだと考えている。壁教の一族の重要人物であるクリスタをもエレンと一緒に持ち帰ろうとしたのは、壁教が“座標”に関する情報を持っていて、クリスタを交渉材料にすることが出来ると考えているからと推察できる

・ベルトルトたちの立場
 「お願いだ・・・誰か僕らを見つけてくれ・・・」本音を吐露したベルトルトの言葉。自分たちを戦士と言っていたライナーとベルトルトだが、そうしなければならない理由が彼らにはあるようだ

・座標
 ライナーたちが“座標”と言っているのは、エレンが発動させた能力のようなものを指している。巨人との接触、または考えるだけで巨人を思った座標に集めることが出来る能力と推察できる

 

 

『進撃の巨人』13巻ネタバレ

■13巻あらすじ■
 エレンの奪還に成功した調査兵団と憲兵団だったが、被害は甚大だった。中央憲兵や王政が調査兵団を阻み、本当の敵が見え隠れする中、エレンの巨人硬化実験が行われる。敵の襲撃を逆手に取り調査兵団はリーブス商会を仲間とする・・・

 
■13巻ネタバレ■
・エレン奪還による犠牲者
 エレンを無事救出したものの帰還した調査兵団と憲兵団を合わせた100名近くいた団員は半分以下となり憲兵団はほぼ壊滅状態となった

・エレンの新たな能力!?
 エレンは女型の巨人と接触時に巨人を操ったようにアルミンからは見えていた。果たしてエレンの能力なのか

・巨人の正体
 調査の結果未だにラガコ村の住民は行方不明で、壁内に出現した討伐された巨人の総数が村人の数と一致。ラガコ村の住民は巨人になった可能性が極めて高い。そして、巨人の正体そのものが人間である可能性も確かなものとなりつつあった

・切り札エレンとヒストリア
 巨人を操ったかもしれないエレンの巨人の力と壁教から重要人物とされるヒストリアは調査兵団によって居場所を知られないようかくまわれていた

・ニック司祭の暗殺
 捕虜となっていたニック司祭は壁教の秘密の一部を話したことで、調査兵団の中でも重要な人物になっていた。しかし、調査兵団の施設に幽閉されていた彼は、このタイミングで中央憲兵団のサネスという男に亡き者にされてしまう。表面上は強盗殺人ということになっているが、拷問を受けた痕跡を見てハンジが確信する。この件で中央憲兵団を操っている“何か”が敵である可能性が浮上する

・ヒストリア・レイス(クリスタ)の生い立ち
 ヒストリアは貴族の敷地内にある牧場で育ち、ロッド・レイスという貴族の娘だったが、貴族と牧場にいた女の間に生まれた子だった。母や土地の人間からは存在していること自体が良く思われておらず、不憫な子だった。一度も会ったことのない父ロッド・レイスが現れ、その時に目の前で母が中央憲兵団に亡き者にされてします。そして、そこで亡き者となるはずだったヒストリア・レイスという子はクリスタ・レンズとして生きていくことになる

・巨人の限界
 エレンは調査兵団によって巨人化の限界と硬質化の実験に挑戦しいた。巨人化は2回が限界で3回目となると体の大きさも形も保てなくなる。しかし、硬質化に関しては、全く成果がなくウォール・マリアの壁を塞ぐ計画は遠い

・調査兵団の罠
 中央に出向いたエルヴィンの指示で、リヴァイ班は隠れ家を捨て夜に出発する。もぬけの殻となった隠れ家はその夜に何者かによって襲撃を受ける。翌日、トロスト区にリヴァイたち調査兵団が赴き餌をまくと、まんまとそこに敵がやってくる。敵は馬車でエレンとヒストリアに変装したジャンとアルミンを連れ去る。リヴァイ班はそのアジトを襲撃し敵を逆に拉致する。ジャンとアルミンを連れ去ったのはリーブス商会だった

・リヴァイとディモ・リーブスの交渉
 拉致したリーブス商会の会長ディモ・リーブスと交渉にて、リーブス商会は調査兵団の傘下に入ることとなる。

・中央憲兵サネス捕縛
 調査兵団に寝返ったリーブス商会により、中央憲兵を出し抜き、ニック司祭を亡き者にしたと思われるサネスたちを捕らえることに成功する
 

 
■13巻の捕捉、考察と解説■
・ヒストリアの母とヒストリアを狙ってやって来たのは中央憲兵団
 ロッド・レイスの母とヒストリアを狙ってやって来た連中は、中央第一憲兵

・エレンの記憶の混濁
 巨人の実験にて、ある一定時間が経つとエレンは意識が保てなくなり、実験中に「父さんが、オレを」といった言葉を急に地面に書き出している。この時以外にも今後エレンは記憶の混濁に悩まされるが、これはエレンが巨人になった経緯と深く関係している

・リーブス商会がリヴァイの交渉に応じた理由
 リーブス商会のディモ・リーブスは自分の街と従業員を人質に取られ、中央憲兵団に命令されていた。今回のエレンとヒストリアの拉致失敗によりリーブス商会は解散に追いやられ、街の人間は路頭に迷うだろう。そんなくらいなら調査兵団と共に街と商会を守れ、中央憲兵を敵に回してでも、というのがリヴァイの交渉

・調査兵団、反逆者集団へ
 ニック司祭の暗殺など王政の指示で中央憲兵が仕掛けてきたが、調査兵団はリーブス商会を傘下に引き入れ、中央憲兵のサネスらを拉致した段階でクーデターを起こす反逆者集団という立ち位置になっている

 

『進撃の巨人』14巻ネタバレ

■14巻あらすじ■
 中央憲兵のサネスへの拷問によりレイス家が本当の王家であることが発覚する。また、エレンが思い出したベルトルトたちの会話により、エレンが狙われている本当の理由が発覚する・・・

 
■14巻ネタバレ■
・エルヴィンの父の仮説
 壁に逃げ込んだ人類は王によって記憶を改ざんされている。エルヴィンはこれに確信を持ちつつある

・エルヴィンの仮説
 王政の調査兵団への干渉が露骨になったのは『エレンが巨人を操った』というのが王政に伝わってから。王政はエレンの能力を奪おうとしている

・中央第一憲兵サネスへの拷問
 ニック司祭がサネスから受けたと思われる拷問メニューをハンジとリヴァイが行い、両手の爪が無くなった所でようやく拷問が始まる。全く質問に答える気配がないサネスだったが、仲間のラルフが爪一枚で喋ったという現場を目撃(ハンジが仕込んだ演技)によってサネスは全てを打ち明ける

・レイス家が本当の王家
 サネスが吐いた王家の秘密。つまり現在王政を率いているフリッツ王家はレイス家によって仕込まれた代理の王ということになる。真の王家当主であるロッド・レイスと話しをするため、調査兵団は動き出す

・エルヴィンの賭け
 ピクシス司令に自分がどうやって王政を引きずり下ろすかを伝えるエルヴィン。レイス家が本当の王家という事実が発覚し、ヒストリア・レイスを女王に即位させることで王政を変えることを伝える

・エレンとヒストリアが拉致
 リーブス商会にエレンとヒストリアを預け、そのまま連れて行かれると思われるロッド・レイスの居場所を探ろうとしていた調査兵団だったが、現場に現れたのは第一憲兵の対人制圧部隊だった。ヒストリアの母を亡き者とした人物もおり、ディモ・リーブスはその人物に命を奪われる。ディモ・リーブスの息子フレーゲル・リーブスも居合わせていたが、たまたま家屋から出て小便に出ていたことにより助かった

・ロッド・レイスの真の目的
 エレンが思い出したというライナー、ベルトルト、ユミルの会話のメモにより、ハンジが作戦変更をエルヴィンに勧める。ハンジはこの会話の内容により、ユミルがライナーたちの仲間を食い、人間に戻り、巨人の力を奪い取ったことたどり着く。そして、ロッド・レイスはエレンを食い能力を奪おうとしていることにも

・ピクシス司令との交渉は?
 ハンジがエルヴィンに投げた質問。エルヴィンはピクシス司令を味方に付けるべく交渉していたが、ハンジにはその交渉は「決裂した、司令には頼るな」と伝えた

・エルヴィン団長に組織殺人の疑いで出頭命令
 エレンとヒストリアの拉致時、居合わせたディモ・リーブスの息子を除き、リーブス商会の人間は第一憲兵により命を奪われる。それを調査兵団の仕業だと第一憲兵が罪をなすりつけ世間には公表される

・ケニーと対人制圧部隊の襲撃
 エレンとヒストリアが中央第一憲兵に拉致され、その後を追っていた調査兵団。リヴァイとハンジの部下が奇襲を仕掛けるため街の屋根上に隠れていたが、リヴァイの作戦は先読みされており、ケニーと対人制圧部隊に襲撃される。その際、ハンジの部下は全滅、相手は新型立体機動装置と散弾銃を持っていた。分が悪すぎるとリヴァイは一旦エレンとヒストリアを諦める選択をとる

 
■14巻の捕捉、考察と解説■
・エルヴィンの父の死
 エルヴィンの父は教員だった。幼い頃、授業に出た歴史についてエルヴィンが質問をしたが答えは返ってこなかった。その後、父に歴史の矛盾を聞かされたエルヴィンは、町でそのことを話してしまい、父は事故死したことになっている

・拷問の前に爪を全て剥がした理由
 ハンジはサネスがニック司祭暗殺現場にいた時点で彼が犯人と気付いていたが、話しをしても中央憲兵の仕事との一点張り。サネス達には負け犬の遠吠えに見えたかもしれないが「私の友人が受けた以上の苦痛をその身で生きながら体験することになるでしょう」とサネスに向けハンジが言っている、それもその通りとなったわけだが

・エレンが思い出したライナーたちの会話
 ユミル「私を恨んでいるか?」
ベルトルト「君も人なんか食べたくなかったろうけど」
ユミル「60年も壁の外をさまよっていた」
巨人が人間を食って人に戻らないことは調査兵団であれば知っている。二人の会話からハンジはユミルがライナーたちの仲間を食ったのだと考え、そしてライナーたちの仲間であれば巨人の能力を有した人間を食ったのだと思い当たったのだ。つまり巨人は、巨人の能力を有した人間を食うと人間に戻る、ということだ

・ライナーがエレンたちに巨人を投げて攻撃した理由
 エレン奪還の際、巨人化したライナーは周りの巨人をエレンたち調査兵団に投げつけてきた。今までエレンをあれほど奪おうとしていたのに、エレンは死んでも良いというのか?それはエレンを奪われないためではなく、エレンを周りの巨人に食わせ、人間に戻ったものを持ち帰るためだったのでは?とこの段階にきてハンジがたどり着いた答え

・切り裂きケニー
 本名はケニー・アッカーマン。憲兵100人の命を奪ったという逸話がある程の犯罪者。過去にリヴァイは彼と暮らしていた時期があり、戦闘など生きるすべをリヴァイは彼から学んだという。またケニーはリヴァイのことをリヴァイ・アッカーマンと呼んでいた。アッカーマンといえばミカサですが、これらには全て血族の関係があり、その血族がどう王家に関わってくるかは今後分かります

 

『進撃の巨人』15巻ネタバレ

■15巻あらすじ■
 中央第一憲兵の対人制圧部隊から逃げ延び、ジャンたちは自分たちの立場を改めて理解する。新たな仲間が加わり、調査兵団の反撃が始まる・・・

 
■15巻ネタバレ■
・アルミンが中央憲兵の命を奪い、ジャン救出
 新型立体機動装置でリヴァイたちを追ってきた中央第一憲兵。馬車で逃げるアルミンたち。リヴァイとミカサが馬車の逃げ道を作る援護、ジャンは馬車の荷台から銃での援護射撃を言い渡された。「殺人なんて絶対にしない」と言っていたジャンに中央憲兵の一人が襲いかかりジャンに銃を向ける。ジャンも銃を向けるが打つことはできず、打ったのは馬車を操っていたアルミンだった

・新たな仲間ストヘス区憲兵マルロとヒッチ
 マルロは人一倍正義感の強い人物で調査兵団が民間人の命を奪ったという報道を疑っていた。しかし、中央憲兵の命令により調査兵団の潜伏していると思われる山林をヒッチと捜索していた。そこでリヴァイたちに捕まってしまい中央憲兵を裏切り調査兵団の仲間となる

・中央憲兵団に奇襲を仕掛ける調査兵団
 憲兵のマルロとヒッチが味方になったことで、中央憲兵の根城が判明し、奇襲をかける調査兵団、無力化に成功する。エレンとヒストリアの居場所は掴めず

・調査兵団、新聞社を味方に
 ハンジが独断で動き、新聞社に調査兵団を取材するようお願いする。壁の中の新聞社全ては王政により真実は握り潰されてきた。今回、事実が捻じ曲げられ調査兵団はリーブス商会の会長らの命を奪ったことになっていたが、ハンジとフレーゲル・リーブスが仕掛けた罠により中央憲兵らは事実を喋り、それをトロスト区の人間と新聞社の人間が聞き、事実は世間に公開され、調査兵団の冤罪は晴れることとなった

・王政の崩壊
 エルヴィンはピクシス司令にあることを託していた。それは現在の王政に壁の中を託すことが出来るか否かを判断し、王政の判断によっては反旗を翻すことになるという内容だった(またその逆もある)。ピクシス司令は「ウォール・ローゼに巨人が侵入した」というデマを部下に報告させ、それを聞いた王政の主要人物らの反応で全ては決まった。王政は自らを守るために人類の人口の半分を捨てる決断をした。それにより、ピクシス司令とザックレー総統が反旗を翻し、王政の主要人物、中央憲兵らはザックレー総統により捕縛され、王都と行政区も押さえられた。またその他の兵団は全て調査兵団側につくこととなる

・礼拝堂を目指す調査兵団
 エルヴィンの報告によれば、ロッド・レイスの家族が盗賊により命を奪われた礼拝堂があるらしい。建物は半壊し、その後修復されたという。しかし、盗賊が建物を半壊させる理由がないし、盗賊を見たのは生き残ったロッド・レイスのみで、その事件の直後にヒストリアに接触を測っているという。つまりヒストリアの血縁関係に鍵があり、その礼拝堂は巨人の力で半壊したのでは?とハンジは推察している。そして、エレンとヒストリアはそこにいる可能性があると考えたのだ

・巨大地下空間の記憶
 エレンはロッド・レイスの元へ運ばれ拘束されていた。そこは巨大地下空間で、その壁は何故か光を放っており、空間を照らしていた。ヒストリアは父と再会し、父に吹き込まれた話を信じ切っていた。そこでエレンはロッド・レイスとヒストリア・レイスに触れられたことにより過去の記憶を取り戻す

 
■15巻の捕捉、考察と解説■
・ジャンが助かった理由
 ジャンたちはリヴァイのやり方や作戦を否定していました。しかし、いざ対人となりジャンは命を落としかけます。そこで引き金を引いたのはアルミンでしたが、普通なら真っ先に銃口を向けられたジャンは命を落としていました。しかし、第一憲兵も対人制圧部隊とはいえ人の命を奪うのには躊躇した。その躊躇いがアルミンが一歩早く引き金を引けた理由であり、ジャンが助かった理由です。この件でジャンたちは敵であれば人を手にかけるのも躊躇わなくなります

・リヴァイがマルロとヒッチを仲間にした理由
 憲兵の仲間がいれば、中央憲兵から情報が聞き出しやすくなる。そうマルロが提案するがリヴァイは「お前に体制を敵に回す覚悟があるかなんて俺には測れない」と提案を蹴る。しかし、ジャンがこの二人の処遇を自分に任せるように言い、マルロの真意を命を賭けて測る。ジャンが自分から二人の処遇を任せるようリヴァイに言ったのはマルロの正義感がエレンと同じものを感じたからだ。そして二人は調査兵団に迎え入れられる

・新聞社が真実の公開に踏み切った理由
 ハンジが独断で新聞社に取材を頼み込み、真実を世間に公開する流れとなった訳ですが、エレンとヒストリアが連れ去られた際現場にいたフレーゲル・リーブスは中央憲兵に真実隠蔽のため狙われていました。それを逆手に取り、フレーゲルをわざと中央憲兵に追い詰められたように見せ、なぜ父の命が奪われたのか?誰が手をかけたのか?を中央憲兵に喋らせます。そこに颯爽と現れたのがハンジらで、同時に周りに潜んでいたトロスト区の人間がこの事実を聞いていました。これにより中央憲兵がリーブス商会の人間を手にかけたことがトロスト区の人間とハンジが連れてきた新聞社の人間に伝わります

・エルヴィンがハンジに「ピクシス司令との交渉は決裂した」と話した理由
 結果的にピクシス司令は調査兵団側に付き、王政が崩壊した訳ですが、巨人侵入のデマの際、王政らが壁の中の人たちを見捨てない判断を下した場合、ピクシス司令は調査兵団の敵に回っていたということです。なので、ピクシス司令は中立的な立場であり、彼に協力を求めてもしょうがないので“交渉は決裂した”とエルヴィンはハンジに言い渡したのですね

・ザックレー総統がこちら側についた背景
 ザックレー総統は王政の主要人物の一人だが、ピクシス司令と共に作戦を企てた一人。元から王政の主要人物らに気に食わなかったのだという。そして、いつかは一人でもクーデターを起こすつもりだったと言っている

・君がここに来るのは初めてだぞ。だが、見覚えが会っても不思議ではない
 エレンを拘束している巨大地下空間でロッド・レイスがエレンに放った言葉。これは後々明らかとなるが、巨人が巨人の能力を有した人間を食べることで能力を継承するとされることと繋がっている

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『進撃の巨人』16巻ネタバレ

■16巻あらすじ■
 ロッド・レイスからウォール・マリア崩壊時に起きたレイス家殺害事件の真相が明かされれる。リヴァイ班が巨大地下空間に侵入し、エレンとヒストリー奪還に向かうが・・・

 
■16巻ネタバレ■
・グリシャ・イェーガーによるレイス家強襲
 エレンの父グリシャ・イェーガーによりロッド・レイスを除き、レイス家の人間は巨人化したグリシャによって命を落とす。その内、レイス家にとって重要な能力を有した巨人になれるフリーダは巨人化するもグリシャに敗北する

・王家による記憶の改ざん
 王政幹部の発言により、エルヴィンの仮説通り、王家は巨人の力により民の記憶を改ざんしていた。またエレンの能力がロッド・レイスに渡ってしまうと、全く同じ悪夢が繰り返されることとなる

・巨大地下空間での戦闘
 礼拝堂の地下はハンジが予想した通り、巨大地下空間となっていた。人数で圧倒的に劣る調査兵団は、地下空間に煙幕を張り、信煙弾により敵の銃撃の的を絞らせず近接戦闘に持ち込むことで人数のアドバンテージを無いものとした。が、ハンジが不覚を取り、致命傷を受ける

・ロッド・レイスから語られる真実
 ロッド・レイスの口からこの巨大地下空間を巨人の力で作ったこと。三重の壁を作ったこと。人々の記憶を改ざんしたことが語られる。しかし、今やその血族の末裔であるロッド・レイスでさえも、壁が出来る前の世界の成り立ちを知らないという、フリーダ・レイスを除き。その世界の記憶と巨人の能力をもったロッド・レイスの弟を食べたことでフリーダ・レイスは能力と記憶を継承したという。しかも、王家の巨人を従える能力や記憶を改ざんする能力は王家の血を引くものしか扱えないという。だが、その能力を使えば巨人を従え駆逐することも出来るという

・ケニー・アッカーマンの野望
 ケニーの野望は、レイス家から巨人の能力を奪い取り、自分が世界を操る能力を得ることだった。しかし、ロッド・レイスによりレイス家の血族にしかその能力は継承されないことを知らされ躍起になる。父親のグズっぷりをヒストリアに聞かせ、エレンとヒストリアを巨人化させ戦わせようとした

・初代レイス王の支配
 ヒストリアは巨人になる直前、ある疑問にたどり着く。それは巨人を駆逐する能力があった先代たちは、なぜ使わなかったのか?それは初代レイスの思想に支配されてしまうためだった。そして、初代レイス王は、巨人に支配される世界を望んでいたのだという。そして、それが真の平和だとレイス家は信じ続けてきた

・ヒストリアの選択
 ヒストリアが自分を食って世界を救えばいいと卑屈になるエレンだったが、ヒストリアは神に縋る父の姿を見て、これ以上、自分を偽って生きるのはもう嫌と巨人化用の注射を地面に投げ捨て割ってしまう。そして、エレンの味方するのだった。そしてそこへリヴァイ班が到着する

・ロッド・レイスの巨人化
 ロッド・レイスは悪あがきにヒストリアが捨て、地面に流れ出た注射器の中身をなめ取り、巨人へと化す。その巨人は超大型巨人と呼ばれたそれより大きかった。巨大地下空間は崩落を始め、全滅かと思われたが、そこに『ヨロイ』と書かれた液体の入ったビンが目に入り、エレンはそれを口にし巨人化する

 
■16巻の捕捉、考察と解説■
・王家の記憶改ざん能力について
 王家による巨人の能力、記憶の改ざんは王家の人間と一部の血族には効果がない。よって民のみの記憶を改ざんすることが出来る

・エレンの記憶
 エレンにはレイス家強襲の記憶があり、巨人を操り駆逐することも出来るという王家の血族だけが宿す能力の話を聞き、エレンはヒストリアに食われる覚悟を決めていた

・アッカーマン血族への迫害
 ミカサの父の姓であるアッカーマン、その血族は都市部で迫害を受けていたという。ケニー・アッカーマンの過去で語られるが、アッカーマンの血族は、王家の記憶改ざん能力の影響を受けない血族、しかも戦闘センスに優れた元王家の側近の武家だった。しかも、王家の記憶改ざんという方針に背いた血族で、だからこそ王家に恐れられ、迫害を受けていたという。またミカサの母である東洋の血族もそうであった

・ある時、力に目覚めたような感覚を経験したことはあるか?
 リヴァイがミカサに放った言葉。それに「あります」とミカサは答えている。そしてリヴァイとケニーアッカーマンにもその瞬間があったという。ケニーがリヴァイのことをリヴァイ・アッカーマンと言っていたことから3人は同じ血族の人間ということになります

・初代レイス王の思想
 巨人に支配される世界を望んだ初代レイス王。しかし、それを真の平和と信じているロッド・レイスさえも真意は知り得ない。世界の記憶を受け継いだものしかその真の平和の理由は分からない。世界の記憶を知り、世界を作った“神”にしか。そうロッド・レイスは言っている

 

『進撃の巨人』17巻ネタバレ

■17巻あらすじ■
 ロッド・レイスの巨人化に伴い崩落を始める地下空間。リヴァイ班全滅かと思われたが、新たな能力を宿したエレンの巨人により窮地を脱する。そして、ロッド・レイス(巨人)の討伐により、ヒストリアが王女として即位することになるが・・・

 
■17巻ネタバレ■
・巨大地下空間からの脱出
 ロッド・レイスの持ち物であるカバンの中の「ヨロイ」と書かれた液体の入ったビンを口に放り込みエレンは巨人化した。その結果巨人は硬質化し、次々と柱を生み出し地下空間の崩落を防ぎ、ロッド・レイスの超巨人の熱風からも仲間を守り、脱出することに成功した。そして、硬質化の能力をエレンが手に入れたことでウォール・マリア奪還が可能となった

・ロッド・レイス(巨人)の討伐
 超大型巨人の2倍はあろうかという大きさの巨人となってしまったロッド・レイス。オルブド区にて現地駐屯兵団と調査兵団が迎え撃つ。エレンの巨人化で火薬の塊をロッド・レイスの口に叩き込みうなじ周辺ごと肉片が飛び散る。その肉片のどこかに本体があり、調査兵団が一斉に飛び出す。本体の肉片を仕留めたのはヒストリアだった

・私はヒストリア・レイス、この壁の真の王です
 父であるロッド・レイスの巨人にとどめを刺したヒストリアが住民に向けて放った言葉。名ばかりの王に民衆はついてこない。だが、この瞬間、絶大な支持を得てヒストリアは真の女王となった。その後、戴冠式にて大衆の歓声の前でヒストリアは正式に女王に即位した

・ケニー・アッカーマンの最後
 崩落から奇跡的に免れ、今にも死にそうなケニーを発見したリヴァイ。そこでリヴァイはケニーが伯父であったことを初めて知る。そして、ロッド・レイスからくすねたという巨人化の薬を託される。

・牛飼いの女神様
 ヒストリアは王女際、彼女自身の目的が一つあった。それは地下街の孤児や貧困層を牧場に集め面倒を見るというものだ。地下街出身の兵長の後押しもあり、王室の公費や没収した議員の資産などを支援に当てることで早い段階で実現した。そして、牧場で子供たちと戯れるヒストリアは親しみを込めて民衆からは『牛飼いの女神様』と呼ばれているらしい。民衆も事実上の王政は兵団が握っていると理解しているのだ

・王政、新体制へ
 兵団が実権を握ることとなった王政だが、個々の利益を優先し人類を脅かした旧体制の連中らは一族及び関係者にも容赦ない粛清が行われ、収容所送りとなった。残された貴族階級には兵団に協力的とそうでない貴族に税率格差を作ることで貴族全体の団結を防いだ

・巨人の処刑台
 エレンの硬質化実験により、エレンがトロスト区に生み出した巨人の処刑台。巨人を壁に引き寄せた所でうなじめがけて超重量の重りを落とすといった原始的な装置。これにより、終日巨人を簡単に狩ることができ、あとはウォール・マリアの壁を塞ぐだけとなった

・親父と会っていた調査兵団の男
 エレンの記憶にある『あの日洞窟から逃げる親父と会っていた調査兵団の男』そんな日に会っていた男が何も知らないはずがない。そして、ひょんなきっかけでエレンが思い当たったのは訓練兵時代のキース・シャーディス教官だった(洞窟とは巨大地下空間のこと)

・一方、ウォール・マリアでは
 その頃、ウォール・マリアでは、ライナーとアルベルト、そして獣の巨人である人物が調査兵団がやってくるのを待っていた

 
■17巻の捕捉、考察と解説■
・始祖の巨人の能力
 ハンジによりレイス家が隠してきた巨人の力は『始祖の巨人』と名付けられた。それはフリーダ・レイスを食ったグリシャ・イェーガーからエレン・イェーガーに受け継がれていた。しかし、その能力はレイス家の血を引く者でしか真価を発揮しない。だが、レイス家の人間が能力を継承しても初代王の思想に支配され、人類は巨人から解放されることはない

・初代王から人類を救おうとしたグリシャ・イェーガー
 レイス家の初代王は壁の中で巨人に囲まれる地獄を選んだ。今となってはなぜそれが人類にとって『真の平和』なのかは分からない。しかし、フリーダ・レイスを食いレイス家を根絶やしにしようとしたエレンの父グリシャ・イェーガーはその初代王の狂った思想から人類を救うために起こした行動だったのだ。これをヒストリアの口から聞いたエレンはどれだけ救われたのか

・ロッド・レイス(巨人)の討伐作戦
 ロッド・レイスの巨人は奇行種であり人のより集まる所を目指す習性がある。住民に避難を命じた所で、巨人は進路を変えるだけ。なので、巨人の進行方向に一番近いオルブド区の人間を囮にする他なかった。住民には避難訓練と銘打って隠すつもりだったが、巨人が壁の上まで到達した地点でオルブド区はパニックに陥った。

・ウーリ・レイスとケニー・アッカーマン
 レイス家を襲ったが、巨人の力を有したウーリ・レイスに返り討ちにされるケニー。ロッド・レイスは反対したが、ケニーはウーリに迎え入れられ、王政の役員となる。そして、長い時間をかけウーリとケニーは友となった。ウーリは老い、その巨人の力はフリーダ・レイスに受け継がれた。ケニーは最後までウーリの気持ちが解らなかった神とやらが何を考えていたのか。そして、それがケニーの唯一の欲求となった。ケニーはレイス家から巨人の力を奪って世界を支配したい、そんな野望なんて無かった。ケニーはウーリと対等な景色を見てみたかった、それだけだった

・リヴァイとケニー
 ケニーは実の妹であるクシェル・アッカーマンの様子を見に行くことがあった。しばらく会っていなかった間に実の妹はベッドで骸となっており、その側には今にも死にそうな餓鬼がいた、それがリヴァイだった。ケニーはリヴァイに地下街で生き抜くための術を教えて姿を消した。これがリヴァイが話した「おれはケニーと暮らしていた時期がある」といった事の内容である

・技術革新と残された遺宝
 中央憲兵が隠していた技術が明らかとなり、今後の技術革新に活かされることとなった。また、ロッド・レイスが所有していた巨大地下空間の光る壁は資源を消費しない光エネルギーとして日々民衆の街と暮らしを照らすこととなった

・巨人化の薬の使い道
 ケニーがリヴァイに託した人類最後の巨人化の薬は、エルヴィンの指示により結局リヴァイが持ち、リヴァイの意思で状況に応じて使うということが決定した

 

『進撃の巨人』18巻ネタバレ

■18巻あらすじ■
 ついにウォール・マリア奪還作戦が始まる。最外壁であるエレンたちの故郷シガンシナ区の壁に到達するも巨人は一匹たりといなかった。しかし、それはライナーたちの罠だった・・・

 
■18巻ネタバレ■
・キース・シャーディス団長とグリシャ・イェーガーの出会い
 壁外調査でグリシャを発見したキースは、壁の中に彼を“連れ戻す”が、彼は壁の中のことを一切知らなかった。そんな彼を酒場に連れていき、壁内のことをキースはグリシャに教えた。酒場で働いていたカルラという女性にキースは惚れていたが、後にその女性はグリシャと結婚する。そして生まれたのがエレンだ

・凡人の限界
 グリシャは医術の心得があるようで、壁内では医者として暮らした。グリシャにとって調査兵団は『特別な選ばれし者』だった。そうグリシャから伝えられたキースも自分がそうでありたいと信じ続けてきた。しかし、調査兵団の壁外調査はことごとく多大な被害を出して帰ってくるの繰り返しだった。そんな時に結婚し、子供を抱いたカルラに会い、グリシャに対する嫉妬と凡人であると自覚した劣等感が吹き出し、キースは思いもしない言葉をカルラにぶつけてしまう。そして、エルヴィンに団長は引き継がれる。そしてあの日がやってくる。ウォール・マリアが突破され、エレンの母は巨人に食われ、キースは謝ることすら許されず、グリシャはエレンを森へと連れ去った。二人が消えた森に見えた雷のような光の元にはエレン一人が倒れていた。エレンを連れ戻し寝かしつけた。それがキース・シャーディス教官が語ったグリシャとエレン、あの日の記憶だった

・ウォール・マリア奪還の前祝い
 ウォール・マリアへと向かう前日、前祝いとして肉が大盤振る舞いされた。興奮しすぎたサシャが机全員分の肉を両手で持ち食べようとし、コニーが後ろから絞め落とす。またエレンとジャンの口喧嘩から始まるガチ殴り合いと、訓練兵時代のような懐かしい風景がそこにはあった

・アルミンとエレンの約束
 調査兵団に入る前からアルミンがエレンに言い続けてきた夢『海を見に行くこと』。ウォール・マリア奪還作戦前夜、アルミンとエレンは一緒に海を見ることを約束する。そして、楽しそうにその夢と約束を語るアルミンたちの会話をリヴァイは密かに聞いてしまう・・・

・ウォール・マリア奪還作戦、開始
 前日にあれだけ肉を食って騒いだせいか、フレーゲルと商会、住民が盛大に見送りに来ていた。調査兵団は今まで目の敵にされていたこともあり、ここまで歓迎ムードで出発するのは初めてのことだった。エルヴィン団長を始め、団員が大きな声でそれに答え、ウォール・マリア奪還作戦が始まる

・外門を塞ぐのに成功
 かつてエレン達が住んでいたシガンシナ区、その外門をエレンの巨人の硬質化の力によって塞ぐ。しかし、ライナーたちが襲ってこないどころか、そこには巨人の姿が一匹すらいなかった

・ライナーたちの痕跡
 壁の上には焚き火をしていた跡が残っており、壁の下には飲み物とポットが残されていた。しかし、中身は冷めており、相手は5分以上前に調査兵団を見つける術を持っており、確認した後、身を隠したと思われる

・アルミンの指示によりライナー発見
 ライナーたちを見つけ出すのは、エルヴィンの命令によりアルミンに託された。アルミンは普通の考えではライナーたちを上回れないと、内門の壁に人間の入れる空間がないか調べるように指示し調査兵団の一人が発見するが、ライナーにより命を奪われる

・リヴァイの速攻
 ライナーは壁から出るなり、近くの壁を調査していたアルミンに襲いかかるが、頭上から俊足で迫ったリヴァイの刃がライナーの首を貫通する。更にもう一方の刃で体を貫通させ、ライナーを仕留めたかに見えたが、ライナーは巨人の力により意識を保ち、鎧の巨人へと姿を変える

・開幕の合図
 ライナーが鎧の巨人になった瞬間に調査兵団の後方(壁の内側)に大多数の光が迸り、獣の巨人と、その他多数の巨人により調査兵団は包囲される。更に、獣の巨人による投石により壁の内門には馬が通れない程の瓦礫が積まれ、シガンシナ区内に馬を移動することは出来なくなった

 
■18巻の捕捉、考察と解説■
・憧れのキース教官
 ハンジはキース教官に憧れていたのでキースの過去話に大きなショックを受けたと同時に彼に嫉妬や劣等感で前線を離れたことに対する罵声を浴びせた。これに対してリヴァイが止めに入ったりするがハンジは止まらず罵り続けた。リヴァイ兵長はある意味イカれてる発言をしたり言葉がキツイけど不器用なりに空気が読める。ただ、ハンジは怒りが頂点に達すると後先考えず思ったことを口にしてしまうという、ある意味最も危険な人物かもしれませんね。

・壁の外から来た協力者
 キースが語ったグリシャとの出会いにより、グリシャが壁の外の人間であることが推察された

・エルヴィンの夢
 ウォール・マリア奪還作戦の前にエルヴィンが前線に立つと言い張り、リヴァイともめる会話がある。リヴァイは、指揮はハンジに任せて総帥は待ってろ、といった内容をエルヴィンに伝えるが、エルヴィンは断固前線に立つ姿勢を崩さない。痺れを切らしたリヴァイがエルヴィンの真意を追求すると「この世の真実が明らかになる瞬間には、私が立ち会わなければならない」とエルヴィンの知的好奇心のみがそこにはあった

・月光の巨人
 以前、城の跡地にてコニーやヒストリアたちが遭遇した巨人。月の光は太陽の反射光なので、微量の光でも動ける新種の巨人がいる可能性をハンジは危惧していた。ウォール・マリア奪還作戦はそれを考慮して新月の日が選ばれた

・四足歩行の巨人
 獣の巨人たちが姿を表した際に、四足歩行の巨人が獣の巨人の隣にタルを背中に積んでいるのをエルヴィンが見つける。偵察はおそらくその巨人の仕業で、知能を持っているとエルヴィンが推察

 

『進撃の巨人』19巻ネタバレ

■19巻あらすじ■
 ライナーが巨人化したことで、巨人と調査兵団、人類の存亡をかけた争いが幕を開ける。ライナーとエレンが再び巨人の姿で戦闘し、調査兵団は新兵器『雷槍』でライナーを無力化するが・・・

 
■19巻ネタバレ■
・巨人エレンの陽動作戦
 エレンはシガンシナ区内で巨人化し、自ら姿を表し走り出す。巨人化したライナーは陽動であったとしても最重要人物が逃走す可能性だけは潰さなければならなくなる

・鎧の巨人、敗北
 シガンシナ区内では鎧の巨人と巨人化したエレンが戦闘、隙を見てリヴァイ、ハンジ班(リヴァイを除く)が新兵器『雷槍』で鎧の巨人の目を潰し、背後からうなじに雷槍を叩き込む。ライナーは新兵器の存在を知らなかったので、完全に不意を付かれた形で為す術もなく敗北。ライナーはうなじから露出し頭半分が吹き飛ぶ。が、ライナーは死んではおらず、巨人の声でベルトルトたちに合図を送った

・合図によりベルトルト飛来
 満身創痍のライナーの鎧の巨人の合図により、獣の巨人がベルトルトの入ったタルをライナーの頭上に投げ込みます。ライナー付近のリヴァイ、ハンジ班(リヴァイを除く)は超大型巨人によって一網打尽、のはずだったが、ベルトルトが飛来時にライナーの現状に気付きタルから飛び出しライナーに駆け寄る。このイレギュラーにより、ライナーから距離を取りつつあった調査兵団は致命的な損害を回避する

・ベルトルトとアルミンの交渉
 アルミンは交渉と言って、ライナーのとどめを刺す時間を稼ぐためにこちらに向かってくるベルトルトとの交渉に出た。しかし、アニの拷問の話しを出してもすまし顔のベルトルトにはもう壁内の人間の命を奪うことしか考えていないようだ。アルミンがベルトルトの攻撃を受けそうになった際、ミカサが援護に入るが、ベルトルトはミカサの攻撃を防いでみせ、全くの別人と思わせる動きを見せる

・ベルトルト巨人化
 ベルトルト飛来時に距離を取ったリヴァイ、ハンジ班(リヴァイを除く)だが、ベルトルトとアルミンの会話中にライナーにハンジ班が接近しとどめを刺しに向かう。しかし、ライナーの頭上にベルトルトが戻り超大型巨人になる。この際、近くまできていたハンジ班が全滅級の被害を受ける

 
■19巻の捕捉、考察と解説■
・ライナーたちの待ち伏せ
 ライナーは壁の中に隠れていたが、獣の巨人たちは、壁の内側、つまり“調査兵団がやってきた側”に人間の姿で潜んでいたことになる。これにより、壁の内側に置いた馬を狙い撃ちされる。馬がいないと補給は不可能になり長期戦になれば調査兵団の負けが確定する

位置関係は以下の通り

↑現在の居住区
【ウォール・ローゼ外壁】
↓ここからウォール・マリア領域

(獣の巨人たち)
投石により馬を攻撃
(馬)
【ウォール・マリア外壁(内門)】(調査兵団)
↓ここからエレン達の故郷である突出区のシガンシナ区
(鎧の巨人)

【シガンシナ区外門】エレンが外門の穴を硬質化により塞ぐ
↓壁外

・エレンの陽動の狙い
 エレンがシガンシナ区で巨人化して逃げる素振りをしたのは調査兵団の作戦で、巨人化したライナーの目を馬から逸らせることにあった。座標の能力を有したエレンを捕らえることが目的であるライナーたちにとっては、エレンさえ捕獲出来れば他は割りとどうでもいいことで、逆にエレンを取り逃がし、エレンが座標の能力を身に着けてしまえば、もはや勝てるものはいなくなる

・トロスト区でマルコ、巨人に食わる
 以前にライナーとベルトルトは(トロスト区の開閉扉の穴をエレンが巨大な岩で塞ぐ作戦時)巨人化やトロスト区の穴を空けたという会話をマルコに聞かれ、マルコの立体機動装置をアニに剥がさせてマルコを巨人に食わせています。ライナーとベルトルトの回想により判明

・ライナーが死なない理由
 ライナーは調査兵団の新兵器雷槍により鎧の巨人から露出し、頭半分が吹き飛びましたが死にませんでした。これは、リヴァイ兵長に喉と腹を貫通させられた際に意識を全身に移行させたことにあります。巨人の能力を持つものは最終手段として意識(生命)を全身に移すことで、急所を失くすことが出来ます(生身で頭や心臓を貫かれても死なない)

ベルトルトは何故すぐに巨人化しなかったのか?
 ベルトルト飛来時、ライナーが鎧の巨人のうなじからむき出しになっていることに気付いたベルトルトは超大型巨人になることを遅らせた。あの場で巨人化していたら、リヴァイ、ハンジ班(リヴァイを除く)は全滅していた恐れがあるが、むき出しのライナーも超大型巨人の高熱により死亡するのを危惧したため。ベルトルトがわざわざアルミンに近寄って話しに応じたのは、アルミンたちを目の前にしても自分が泣き言を言い出さないかと確認したかったら、とベルトルト自身が言っている

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『進撃の巨人』20巻ネタバレ

■20巻あらすじ■
 獣の巨人により、リヴァイとエルヴィン、新米兵士のみが壁内に残され絶対絶命に。しかし、エルヴィンは獣の巨人を倒す作戦をリヴァイに伝える。シガンシナ区では、超大型巨人に対し、アルミンが最後の作戦を思いつく・・・

 
■20巻ネタバレ■
・アルミンの自信喪失
 ベルトルトと交渉すると言って出ていったは良いが、失敗し巨大化を許し、多大な被害を出した。その事でアルミンは軽いパニックに陥り状況判断が出来なくなっていた。エルヴィンからこちらの班はアルミンの指示で動くよう命令が出ていたが、アルミンは的確な判断を下せるジャンに代わるように言い、ジャンが一時指揮を取ることに

・獣の巨人からの散弾攻撃
 馬を守るため、ウォール・マリア外壁内にはリヴァイとリヴァイ、ハンジ班以外の調査兵団が配置されていた。壁内には壁から近い位置には小さな町があり、2、3m級の巨人が襲いかかっている。獣の巨人は壁と町から離れた平地に鎮座しており、投石以降動いていなかったが、岩を砕いたものを散弾として飛ばしてきた。リヴァイは虚を突かれるが無傷。しかし、壁内の調査兵団には多大な被害が出る

・超大型巨人に為す術なく
 超大型巨人はハンジ班を吹き飛ばし、内壁の方へ向かっている。馬をやられれば終わりだ。エレンたちはどうにかやつを止めなければいけないが、策もなく突っ込むが、エレンは超大型巨人の足を止めようとするが、そのまま足を振り払われ内壁上部に叩きつけられる。ミカサたちがうなじを雷槍で狙うも熱風により近づくことはできない。アルミンは離れた所から超大型巨人の弱点を探るが光明は見えず。しかも、このタイミングで鎧の巨人が回復し復活する

・獣の巨人への特攻
 獣の巨人の岩を砕いた散弾は、壁内にいるリヴァイ、エルヴィン、新米兵士を残し全滅させた。エルヴィンの最後の作戦は自分の命を捧げ新米兵士を率いて特攻し、その隙に獣の巨人をリヴァイが仕留めることだった

・リヴァイの奇襲
 獣の巨人は壁から離れた位置におり、リヴァイであっても近づくのは不可能と思われたが、やつらは調査兵団のいるシガンシナ区の壁を囲うように巨人を配置しており、リヴァイはその巨人を伝い、倒しつつ獣の巨人に接近する。この間にエルヴィンたちは獣の巨人に特攻、全滅。しかし、これに気を取られていた獣の巨人はリヴァイの接近に気づけなかった。気付いた時にはリヴァイの一撃により左腕が輪切りになり、うなじを防ごうと右手をを首に当てた際には目が抉られる。視界を失った獣の巨人の両足首を切断。右手も切断し、うなじにたどり着いたリヴァイ。その際に巨人化から解かれたジークが本体を現す。顔面に刃を突き刺しリヴァイが怒りを口にする。しかし、そこに四足歩行の巨人が現れ、ジークを連れ去り、リヴァイは獣の巨人を仕留めるのに失敗する

・アルミン、逆転の一手
アルミンは超大型巨人がやせ細っていることに気付き、勝機を見出す。「超大型巨人はエレンと倒す」そう言って、鎧の巨人をミカサたちに任せる。エレンと作戦にでたアルミンだが、エレンは脳震盪により壁上から墜落する。しかし、アルミンは超大型巨人に立ち向かい、熱風を浴び続ける。巨人の歯に打った立体機動装置の杭は外れず、ベルトルトは火力を上げてようやくアルミンを吹き飛ばす。ベルトルトはエレンを持ち帰るという最後の仕事をしようと目を向けたエレンの巨人は硬質化したダミーだった。気付いた時には遅く、エレンは超大型巨人のうなじからベルトルトを抉り取っていた

・鎧の巨人、再び敗北
 ライナーは巨人のまま動けるまでに回復していたが、戦闘時の記憶が全く残っていなかった。そのため雷槍で膝を一撃で砕かれ、片顎に追撃を与える。この際、顎が開き、そこにミカサの雷槍で口からうなじを貫通する作戦だったが、巨人の口は開かず。雷槍はミカサの一本のみ。だが、そこで死亡したと思っていたハンジが現れ雷槍でもう片顎を追撃し、鎧の巨人の口が開き、ミカサの雷槍が口からうなじを貫通し、ライナーが巨人から剥がれ、吹っ飛ぶ

 
■20巻の捕捉、考察と解説■
・俺はこのまま地下室に行きたい
 絶体絶命に陥った時にエルヴィンがこぼした本音。それに対し「夢を諦めて死んでくれ」とリヴァイがエルヴィンに告げる。エルヴィンは新米兵士と一緒に獣の巨人に特攻する

・獣の巨人
 獣の巨人は今までになく人間に近く、意識もほぼ人間の時と同じレベルに保ちながら巨人化出来るようだ。しかし、その肉体は柔らかく、リヴァイの刃によって腕は輪切りになる。ジークは完全にリヴァイを甘く見ていたようだ

 

『進撃の巨人』21巻ネタバレ

■21巻あらすじ■
 アルミンとベルトルトを倒したエレンの前に四足歩行の巨人に乗ったジークが姿を現す。しかし、リヴァイの追撃によりジークはその場を後にする。わずかに息のあるアルミンに巨人の薬を使うことになるが、そこに瀕死のエルヴィンが運び込まれる・・・

 
■21巻ネタバレ■
・犠牲となったアルミン
 ベルトルトの気を引くために熱風を浴び続けたアルミンは、わずかに息はあるが焼けた人形となっていた。

・エレンの前に姿を現すジーク
 行動不能にしたベルトルトとアルミンを側に置いていたエレンだが、目の前にジークが四足歩行の巨人に乗って現れる。ベルトルトを人質にするエレンだが、後を追ってきたリヴァイによってジークはベルトルトを諦める。

・ライナーがジークにより奪い去られる
 ライナーが持っていたユミルの手紙をハンジに渡すと、ライナーの命を奪おうとするハンジ。しかし、巨人の力を奪えるかもしれないとジャンが提案。これによりエレン達の様子をミカサが見てくることになり、その後、命を奪うかを検討することに。しかし、ミカサと入れ違いにジークが現れ、四足歩行の巨人にライナーは奪われてしまう

・巨人の薬の使い道
 わずかに息があったアルミンに薬を打ってベルトルトを食わせようと提案するエレンだが、そこに瀕死のエルヴィンを背負った新米兵士フロックが現れる。これにより、リヴァイはエルヴィンに薬を打つことを決める。ミカサが兵長に斬りかかったりと現場は薬の奪い合いに一時騒然とするが、全員が離れた所でリヴァイが薬を打つ。しかし、巨人になり、ベルトルトを食って生還したのはアルミンだった

・どうして僕なんですか?
アルミンは目覚めた後、事の顛末を聞かされる。エルヴィンではなく自分が生かされた事実を知りアルミンが口にした言葉。エルヴィンはリヴァイに巨人の薬を託し、その薬の使い道は託されたリヴァイが選んだ。アルミンはその重責を負うこととなった。「誰も後悔させるな。お前自身も。後悔させるな、それがお前の使命だ」とリヴァイがアルミンに告げる

・調査兵団団長ハンジ
 エルヴィンの死により、ハンジが団長を務めることになる

・地下室、真実が記された書記
 厳密にはこの鍵は地下室ではなく、グリシャが書き記した“世界の記憶”の本を収めた引き出しの鍵だった。本を開くとそこには一枚の精巧な肖像画のようなものがあり、その裏には「これは絵ではない、これは被写体の光の反射を特殊な紙に焼き付けたもの、写真という。私は人類が優雅に暮らす壁の外から来た。人類は滅んでなどいない」と書かれ、グリシャが記した世界の記憶が書かれていた

・壁の外の秩序
 グリシャが残した本には幼い頃のグリシャの記憶が書かれており、グリシャの家系と同じくする血族は“悪魔の血”の一族と呼ばれ、国の人間とは生活する地区が分けられていた。悪魔の血の一族はレベリオ収容区という地区から出ることは許されず、国に管理されている。外を出歩くのは腕章を付けることが義務付けられとり、区外を出歩くのは基本禁止されているが、外出許可がある場合でも腕章を付けることが義務付けられている。腕章なしで区外を出歩けば即“楽園”送りとなる。ある日、グリシャは妹を連れ出して、区外へと飛行船を見に行ってしまう。区外で役人に見つかり、制裁を受ける兄グリシャ。妹はもう一人の役人と一緒に先に家へ送られた。しかし、妹は家に帰ってなどいなかった。次の日、妹は川で死体で発見される。それが幼い頃に見たグリシャの記憶と壁の外の秩序であった

・壁の外の歴史
 ユミル・フリッツは『大地の悪魔』と契約し巨人の力を得る。ユミル・フリッツは死後、その力を9つに分け、巨人の力で世界を支配し、古代の大国マーレを下し、エルディア帝国を築く。エルディア帝国はその他の民族を根絶やしにするため、他国を支配し、エルディア人との子を他国の女に無理やり産ませ勢力を拡大。その民族浄化は1700年もの間続いた。しかし、マーレはエルディア帝国に内部工作を仕掛け、それによりエルディアは弱体化。その後起こる巨人大戦では7つの巨人の力を奪いマーレが勝利する

・三重の壁の国
 現在エレン達がいる三重の壁は、当時のフリッツ王が巨人大戦に負け、逃げ込んだバラディ島という島の中に作ったものだ。しかし、ユミルの血族が全員逃げ込めた訳ではなく、見捨てられたエルディア人が、現在マーレに管理されている“悪魔の血”の末裔、ユミルの民である

・エルディア復権派
 後にグリシャは、政府に内通者がいるというエルディア復権を望む組織『エルディア復権派』に所属する。そこでマレー政府が隠してきたユミルの民の歴史を知り、エルディア復権派の目的は壁の中に持ち去られた『始祖の巨人』の力を奪い返すこととなった。更にグリシャはそこでダイナ・フリッツという王家の血を引く女性と出会い、結婚し男の子を授かる。その子の名前はジーク。

・マレーの戦士
 かつて強大とされた巨人の力は、技術革新により軍事力に影を隠す形になりつつあり、パワーバランスが入れ替わるのは時間の問題だった。それに焦ったマレー政府は、軍事力を強化するためにもバラディ島に眠る大量の化石燃料を手に入れようとしていた。しかし、それを成すためには壁の中を刺激せぬよう始祖の巨人を取り返す必要がある。つまりマレー政府はエルディア復権派と同じことをしようとしていた。マレー政府は、有する7つの巨人の力を継承する器を収容区の子供に限定し、壁の中に派遣する『マレーの戦士』を募り、選ばれた子の一族には自由を約束するという条件を出した

・ジークの密告、エルディア復権派が楽園送りに
 息子をマレーの戦士に仕立て、始祖の巨人を奪いエルディアを復権することを考えたグリシャは、ジークをマレーに引き渡す。しかし、ジークは7歳になる頃にグリシャ達のエルディア復権派を政府に密告し、エルディア復権派は全員楽園送りとなる

 

 
■21巻の捕捉、考察と解説■
・獣の巨人ジーク
 ジークが「俺はお前の理解者だ。俺達はあの父親の被害者、お前は父親に洗脳されている。いつかお前を救い出してやるからな」とエレンに話した時、エレンは父グリシャとジークの顔を重ねてしまう。父とジークの顔があまりにも似すぎていることから、読者は察したかもしれないが21巻後半でジークがグリシャの息子であることが判明します

・リヴァイが最後にアルミンを選んだ理由
「海・・・って、知って・・・ますか?」エルヴィンに薬を打とうとするリヴァイに直前でエレンが話し出す。リヴァイはアルミンがエレンに海の話しを楽しそうに語るのを聞いてしまっている。また、エルヴィンが特攻する際「リヴァイ、ありがとう」そう言ってエルヴィンは自分の命と人類と巨人の戦いという地獄に終止符を打つ覚悟でリヴァイに後を託した。一度はその地獄に呼び戻そうとしたリヴァイだったが「もう・・・休ませてやらねぇと」という本音がアルミンを選ぶこととなった

・楽園送り
 悪魔の血の末裔、ユミルの民エルディア人が巨人の薬を打たれ、バラディ島に放たれ、永遠に人喰い巨人として壁の外を徘徊することとなる。それが過去にユミルが言っていた「60年もの間悪夢を見てた」ということであり、ユミルは楽園送りになったことを指している

 

『進撃の巨人』22巻ネタバレ

■22巻あらすじ■
 息子ジークの密告により楽園送りとなったグリシャとエルディア復権派。次々と巨人へと変えられる仲間。しかし、役人の中にいたのはあの日に会った男だった・・・

 
■22巻ネタバレ■
・ジークの密告により楽園送りに
 グリシャの息子ジークの密告により、楽園送りにされるエルディア復権派。バラディ島に運ばれ、次々と巨人にされる

・あの日会った役人
 バラディ島に着いたグリシャたちは、次々と巨人にされるが、それを指揮していたのは、あの日妹の命を奪った役人、そして、グリシャの隣に立っていたのは、自分に制裁を加えた役人だった

・グリシャに制裁をした役人はエルディア復権派内通者
 あの日、グリシャに制裁を加えた役人は、今までエルディア復権派と散々連絡を取ってきた政府にいる内通者“フクロウ”だった

・フクロウの巨人化
 フクロウは9つの巨人の内の一つの力を持っており、妹の命を奪った役人を壁から突き落とし、巨人化し乗ってきた蒸気船を壊し、役人たちを一掃する。彼はエレン・クルーガーと名乗った

・ユミルの呪い
 九つの巨人の力を継承した者は13年で死ぬ。継承されずに力を持った者が死ぬと、巨人の力はユミルの民の血を引く赤子に突如として継承される

・グリシャの決断
 仲間もダイナも息子も全てを失って絶望の淵へと落とされたグリシャ。もう、エルディア復権もどうでも良くなっていた。しかしエレン・クルーガーから「お前がやるんだ」と言われ立ち上がる

・エレンの中に眠る始祖の巨人の力
 エレンは会議中になぜあの時、巨人を操れたのか。その手掛かりにたどり着く。エレンがあの時触れた巨人は王家の血を引く女性、ダイナが巨人化したものだった。王家に触れることで始祖の巨人の力が使えるかもしれないと考えたエレンだが、自分しか知らないダイナの記憶は伏せておくことにした

・真の歴史の公開
 今までレイス家の記憶の改ざんによって奪われた歴史を壁の中の人類に公開する

・海
 ついに調査兵団はウォール・マリアを出て、グリシャの記述にもあった海に到達する。しかし、その先にあったのは自由などではなかった

 
■22巻の捕捉、考察と解説■
・レイス家の継承者
 レイス家も当然それを知っていたらしく、13年の期間を経て力が継承されていたらしい。なぜ若くして力を継承しなければいけなかったのかは、この『ユミルの呪い』により判明

・始祖の巨人が座標と呼ばれる理由
 全ての巨人は『始祖の巨人』と見えない道のようなもので繋がっているとされ、その交差する場所こそ始祖の巨人であり座標である。全ての巨人はそこから血や骨の供給を受けているとされる。つまり、始祖の巨人が消滅する手立てがあれば、巨人の力は全て失われることになるのかもしれない

・フクロウがダイナを巨人にした理由
 ダイナが王家の血を引く者であるという事実は、ジークが政府側にいる限り時間の問題だった。ダイナは王家の血の人間を少しでも政府側に残すために子を産まされ続ける生涯を過ごすことになる。それを考えると巨人にした方がマシだと、そうフクロウは思ったのだという

・ユミルの過去
 ライナーが渡してくれと言った手紙はヒストリアの元に届いていた。そこにはユミルの過去が綴られていた。ユミルには名前がなく、どこの誰が産んだかも分からない、路地裏で倒れているような汚い子供だった。しかし、ある日名前をくれた男がいて、その日から「ユミル」として生きていくことになった。その名前があるだけで立派な食べ物と寝床が与えられた。それどころか、大人たちが自分を崇め始めた。しかし、気がつけば悪魔と呼ばれ、名前を付けた男は「私に騙された」と役人に言っていた。そして、気がつけば巨人になり彷徨っていたのだという。心残りはヒストリアとまだ結婚出来ていないこと、らしい。ただ、ユミルはこの手紙を書いた後、政府の人間にライナーたちのようなマーレの戦士に食われたのではないかと思います。ライナーたちの仲間を食って、九つの内の一つの巨人の力を持っていたユミルを放置しておくはずがないので

・進撃の巨人
 エレン・クルーガーがからグリシャ・イェーガーに。グリシャ・イェーガーからエレン・イェーガーに受け継がれた九つの巨人の内一つの巨人の名

・不戦の契り
 145代目フリッツ王が壁の中に閉じこもる前に大陸の王家に言った『始祖の巨人を奪おうが無駄だ。始祖の巨人と“不戦の契り”を交わした』これはハンジが説明していますが、“不戦の契り”によって初代王に洗脳されるので、始祖の巨人をエルディアの王家が奪ったとしても巨人を操る能力は使わないし、世界を支配することも出来ないということ。これはレイス家が巨人を操れなかったことからも同じですね

・ミカサ?アルミン?誰のことだ?
 エレン・クルーガーがグリシャに「ミカサやアルミンを守りたければ」と意味不明なことを話している。本人も誰の記憶か理解していない。巨人の記憶は過去や未来に干渉出来るのか?これはエレン・イェーガーがエレン・クルーガー過去に干渉したという可能性もあるのかな?と思いました

22巻のネタバレの詳細はコチラ