ここではアニメ「Rewrite(リライト)」の
Moon編とTerra編の考察と解説をしていきます。

ネタバレも含みますのでネタバレNGの方は見ないようにお願いします。

rewrite2期2ndシーズン

 

アニメ「Rewrite 可能性世界編」1話~13話

どの可能性(世界線)であっても人類は滅ぶ

いわゆるヒロインルートのことで、アニメでは第1期
それぞれのヒロインとの可能性、世界線を描いたパートです。

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どのヒロインルートも瑚太郎がガイア、ガーディアン、中立
と別勢力に所属して、それぞれのヒロインとの恋愛に発展します。

ですが、最終的にどの世界線でも人類を救うことは出来ません。

篝を消しても最終的には星の資源が枯渇し人類が滅び
逆に篝を守っても篝の能力による星の救済が起こります。(星のリセット)

rewrite14話-2

 

アニメ「Rewrite Moon編」14話~16話

このパートでは月にいる篝と瑚太郎が
どうやって地球を救うか葛藤するパートになります。

 

地球と月

本来、地球と月の2つの惑星には
アウロラという星の生命資源が潤沢にありました。

その惑星、地球と月の両方に篝(鍵)が生まれましたが
生命が生まれたのは地球だけでした。

 

月とは

このMoon編では、既に地球は滅び、地球にいる篝も力を失っています。

地球が滅びる際、アウロラという地球の生命資源を使って、地球の環境を再現した惑星が『月』になります。

再現したとだけあって、見た目も機能も地球と変わりません。

ただ、アウロラによって月は再現されたと書きましたが
一から星を作った訳ではなく

元からあった惑星である月を、一時的に地球のような環境の惑星に作り変えた
という言い方が正しいです。

地球は鍵の救済を使い過ぎたせいで、生命資源(アウロラ)が枯渇し
月へと場を移さざるを得なかったのです。

その結果がアウロラの力を使って地球環境を再現した惑星『月』というわけです。

 

アニメ1期の内容は全て月で起こった出来事

瑚太郎が経験してきた、全ての世界線が月で起こった出来事です。
可能性世界編 と Moon編 これら全てが月で起こった出来事となります。
アニメで言えば1話~16話までは月でのお話になります。

何で地球にいたはずの瑚太郎が月にいるの?
と思った方もいたかもしれませんが、最初から全ての出来事が月だった
が正しいです。

 

月で行われる篝の研究『命の理論』とは

『どうすれば地球(人類)を救えるか?』という月を使った篝の壮大なシュミレーションです。
瑚太郎とヒロインたちが過ごした世界線全てが(地球を救う可能性)シュミレーションで、その世界線一本一本を表しているのが篝の研究、命の理論(大樹の流れ図)です。

rewrite14話-7

結局、瑚太郎が経験した世界線(月でのシュミレーション)のどれもが資源を食いつぶし人類は滅びの道を辿った、もしくは資源を食いつぶす前に篝が星の救済(星のリセット)を行った。

その行き詰った篝の研究を瑚太郎が手伝うのが2期のMoon編の内容になります。

 

なぜMoon編には瑚太郎と篝しかいないのか?

瑚太郎が篝の研究を手伝っている時間軸が
惑星(月でのシュミレーション)の滅びの後だからです。

瑚太郎がそれぞれのヒロインと過ごす世界線

最終的に惑星が滅びる

生き残った篝と瑚太郎で研究を続ける ←今ここ

という感じだと思います。

正しくは惑星が滅んだ後、生存し続けられる存在が篝と瑚太郎ということですね。
普通の人間であれば滅んでいるはずなので、瑚太郎はそれを超越した存在ということになります。

Rewrite14話廃墟の街

 

空白の10年余りとは

瑚太郎が篝(鍵)に出会い、命を奪われかける
そして幼い小鳥のドルイドの秘術により助けられ10年間眠ったままになる。

この期間のことですね。

どの世界線でも瑚太郎は篝に命を奪われかけ
幼い小鳥に助けられて10年間眠っていることになります。

アニメ15話で、何故か瑚太郎だけ身長が伸び容姿が大人になっていますが
これはこの10年間の空白を瑚太郎が意識的にしろ無意識的にしろ自覚したから
なんじゃないかなぁと考えています。

オカ研で過ごしていた時の瑚太郎は10年間の空白と体の成長を
無意識に能力で止めていたのかもしれません。

rewrite16話瑚太郎の容姿

 

地球を救う手段とは?

瑚太郎が空白の10年間が地球を救うのに関係している可能性に気付く。

「自分が星に関わるのが遅すぎたからなのか?」

ということをアニメでも瑚太郎が言っています。

これに気付いた後、篝の命の理論に変化が起こります。

「100%枯れ落ちていた枝世界の未来が、不確定に変わっている!?」

Rewrite16話枝世界の未来

瑚太郎が10年の空白に気付いたことにより
枝世界の未来が不確定になったんじゃないかと考えています。

その10年の空白を回避することで地球を救える可能性がある。

「いつかまた君と会いたい 天王寺瑚太郎」

このメッセージを命の理論に埋め込んだことで篝の理論は完成する。

そのメッセージを受け取った篝に生まれた感情「愛」
という新しい理論が命の理論の完成に必要だったと考えています。

また、このメッセージは地球の篝にも理論を通じて伝わり
地球の瑚太郎の行動に関わってきます。

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理論が完成し篝が泣いた理由

瑚太郎と出会うことで感情、愛
というものまで理論にしてしまい、篝は人間に近い存在となっていきました。

月で完成させた命の理論を地球に実行するということは
月のアウロラを地球へと還すということ。

月を元の姿へと戻すということ。

アウロラと瑚太郎たちを含めた命の理論は地球へと還元されるので
瑚太郎にはもう会えないということになります。

感情を手にしてしまった篝は
理論が完成した時、すぐにそれが分かってしまったのでしょう。

rewrite16話篝の涙

 

瑚太郎は今いる惑星こそが地球だと思っていた

瑚太郎が廃墟となった街を通り過ぎ、篝のいる大樹に行くシーンが何度もあり
あたかも地球が滅んだ後の世界に見えますが

これまで上記で説明してきた通り、実際にいるのは地球環境を模した月です。
(瑚太郎は当然気付いていないし、立っている惑星から見えている月こそが地球であることにも気付いていない)

16話の最後に、瑚太郎も今までの世界線の出来事と
篝と過ごした時間と惑星が月であったこと、それらが本物の地球に対する命の理論(シュミレーション)だったことに気付きます。

ただ、命の理論が実行されるのが地球だと思っていた瑚太郎は
(瑚太郎は今いる月を地球だと思っていたので)

まさか別の惑星(本物の地球)に命の理論が実行されるとは瑚太郎は思ってもいなかったはず。
(瑚太郎は地球のことを月だと思っていたので)

なので、瑚太郎が立っている惑星から見える月(実際はそれこそが地球なのですが)

それは瑚太郎にとっては月でしかなく
月と思っている惑星に命の理論が実行されるとは夢にも思っていなかった。

なので今まで通り、篝との記憶も他の世界線の記憶も受け継がれると瑚太郎は考えていた
のではないかと思います。

月の篝とももう一度会えると考えていたはずです。

「どうしたんだ?理論が完成したはずなのに、どうしてそんな顔を?」

と泣いている篝にそんな言葉をかけていた瑚太郎を考えれば分かりますね。

篝は理論の完成によって瑚太郎と別れることを理解できていましたが
この時点の瑚太郎にはそれが分からなかったということですね。

このすれ違いが、背景を理解していると非常に悲しいです。

rewrite16話月

 

地球に月で完成させた命の理論を実行する

地球を救う命の理論が完成し、理論の実行が始まる。

篝が星の救済(星のリセット)に近い力を使い
アウロラで作られた月の力は元あった地球へと還元されます。

そして、地球環境の再現としてアウロラで姿を変えられていた月も本来の姿を取り戻します。
(私たちが知っている本来の月の姿)

月の篝は、地球の篝とは別物なので地球には行けません。

地球に実行される命の理論は
月でのシュミレートを軸にしているため、ほとんど地球は同じ環境や歴史にはなるものの
月の篝は当然いないし、月の瑚太郎の記憶も受け継がれない。

完全に弱くてニューゲームなのだ。

なので、瑚太郎という生命の発現はあるものの
記憶は受け継がれないので、完全に新しい天王寺瑚太郎としての人格として
地球を生きることとなる。

ここからがTerra編(地球)の話になります。

 

アニメ「Rewrite Terra編」17話~

篝火に導かれる瑚太郎

地球では命の理論(月でのシュミレーション)の実行により
瑚太郎が成長しながら地球を救うために行動を起こします。

ノベルゲームの選択肢や分岐点のようなものがアニメでも何度も出てきますが
これは月でのシュミレーション(命の理論)の成果でもあります。

月の篝の意思が篝火となって瑚太郎を導きます。

Terra篝を逃がす瑚太郎

この篝火の導きにより
篝に命を奪われかけるルートを避けることで
地球での瑚太郎は10年の空白を回避します。

月ではどのルートでも篝とエンカウントして命を奪われかけ
その後、小鳥(のドルイドの秘術)に助けられ10年間眠っています。

 

ヒロインたちと出会う前の瑚太郎

このTerra編では(月でのシュミレーションの)
ヒロインたちと出会う前の瑚太郎が描かれます。

森で篝に命を奪われかけるというイベントを回避するため
空白の10年間を瑚太郎がフル活用して大活躍することになる。

命を奪われかけるイベントその物がなくなるので
5人のヒロインとは風祭高校で出会わない未来になってはしまいますが。

なので、篝を逃がす選択肢を選んだ時点で大きく違う未来へと繋がって行くわけですが
ここまでの時間は月でのシュミレーションとほぼ同じ世界、と言っていいでしょう。

なので、小さい頃の小鳥と朱音と知り合い関係にあったりと
ヒロインルートでは描かれなかった天王寺瑚太朗の過去が描かれます。

また、森で魔物退治をしている瑚太郎が
中型の魔物に返り討ちに合い、江坂たちに助けられ
その後、ガーディアンの一員となり今宮や西九条と時を共にします。

その後、ガーディアンの一員として森で遭遇した篝に敵意を見せ
結果、篝に命を奪われかけ小鳥に助けられ10年間眠ってしまうわけですが
(ヒロインルートでは)これらの記憶はガーディアンによって消されたのだと思います。

Terra編では10年の空白を回避するため
篝遭遇の際、篝火の導きにより、瑚太郎は篝を逃しています。

ヒロインルートではアニメ第1期4話に
スラム街で瑚太郎と今宮とぶつかるシーンがあり

今宮「へぇ、真っ当な学生さんやってんだ・・・」

瑚太郎視点では知らない赤毛の兄ちゃんにぶつかるシーン。

rewrite今宮

という意味深なセリフがあるのはこの伏線ですね。

ここは過去に瑚太郎がガーディアンに所属していたことが分かるので
Terra編を見てようやく納得できる伏線ですね。

 

地球の資源(アウロラ)は枯渇している

地球の篝のセリフによると

「星の活力は枯渇、滅びは起きても再進化は起こらない」

これは、過去に地球が幾度と星の救済をしてきたことを篝が瑚太郎に話しています。

星の救済(滅び → 再進化)

滅びは起こるが再進化を行える資源が地球には残されていないことを篝が話しています。

だからこそ、資源が潤沢な月に舞台を移して地球救済シュミレーションを行っていた訳ですが
月の篝は命の理論を完成させましたが、それを実行するのも地球の資源上チャンスは一度きりということですね。

 

天王寺瑚太朗の目的

地球を救うことが目的ですが、具体的には
「篝に良い星の記憶を見せる」ことです。

月でのシュミレーション(命の理論)でもそうでしたが
篝は幾度となく星の救済を行ってきました。

それは人類が篝に星の良い記憶を見せられなかったからと言われています。

良い記憶を篝に見せることで星の救済(滅びと再進化)を防ぎます。

アニメの結論としては
篝に良い記憶を見せるより前に滅びが始まった。

「良い記憶でした、この上なく」

「間に合ったのか?」

「いいえ、あと少し早くこの世界を見ることが出来ていれば・・・」

滅びを止めるには篝を手にかけるしかなかったので
瑚太郎は自ら篝の命を奪います。

 

「良い記憶」とは何だったのか?

最終話で篝のセリフ
「未来を切り開くための力と意志。たとえ母なる星を食い潰してでも、あなた達は広がっていかねばならない。それが、良い記憶。私の導きなしに、よくがんばりました」

と瑚太郎に言っています。

つまりは篝の命を奪い救済を阻止することや
逆に篝を守って未来を残すといったガイアやガーディアンの
目の前の目的に縛られた意思ではなく

星の資源を食いつぶしても生きていく人間の意思が必要だったということなのでしょう。
ガイアとガーディアンの闘争が終結し、瑚太郎が今宮と西九条に小鳥やその他ヒロインたちの未来を彼らに託したことも良い記憶の一端となったのかもしれませんね。

その後、今宮や西九条を始め
西九条の生徒となった小鳥たちも含め

能力者は互いに能力を公開し助け合って未来を切り開いて行くことになりましたね。

 

「いつかまた君と会いたい」

月にいた頃、命の理論に埋め込んだ瑚太郎のメッセージであり約束。
命の理論を通じて、地球の瑚太郎にも影響を与えた。

命の理論の研究は月の瑚太郎が月の篝と行ったことで
別個体である地球の瑚太郎にはその記憶はありません。

しかし、命の理論に埋め込まれたメッセージが
地球に発現した瑚太郎にまで届き

ヒロインたちの力を借りて
月へと舞い戻る行動に移したと考えています。

ただ、ヒロインたちによって魔物として復活した瑚太郎には
月の頃の記憶もあるように見えますね。

原作「Rewrite」それぞれの簡単なルート解説、ネタバレはこちら